【高校受験勉強いつから?】200点から330点まで上がり志望校に合格したうちの塾の生徒のスケジュール公開!『いつから』『どのくらい』『何を』やったか全て分かります!
- 高校受験ていつから勉強始めればいい?
- 勉強やる気出ない、、まだいいかぁ
- やっと行きたい高校見つかったけど今から間に合う!?
茨城で塾講師をやってるとと先生こととおるです!
生徒から多い質問トップ5には入るこの質問。
『受験勉強いつからやればいい』
結論から言うと、いつからでもどうにでもなる。
ただ、やり方ややる量(もちろん個人によって違いますが)はめちゃくちゃ重要。
今回ある程度の300人以上の生徒のデータからでた『どのくらいから始めればギリギリ間に合うか』目安を発表致します。
またうちの生徒を例に、どのくらい勉強したか、どんな勉強をしたかを書いていきます。
あ!もちろん早ければ早いほど良いのは間違いないですよ!
100点上げるには中三の夏休みからやっておきたい
100点アップはかなり勉強量が必要です。
うちの生徒の例だと、、
夏休み前約200点だった
夏休み前がそのくらいでした。むしろたまに20点切ることも。
あ!この点数は実力テストや統一テストのものだと考えてください!
中間テストや期末テストの点数は正直数日頑張ればいくらでも変わってしまうものなので、本当のお子様の実力を知るにはあまり使えません。
この生徒の最終結果は100点以上上がり志望校合格
なんと100点以上上がりました。どんなことをしたかというと
- 夏休みはとことん数学
- 数学の中でも関数を極めた
- 9月は少しさぼり気味だった
- 10月から本格的な受験勉強を始めた
- 全国の過去問を解きまくった
- 10月以降は1日平均3~4時間
- 土日はほとんど勉強していない。
気になる項目もあると思います。
少しずつ紐解いていきましょう。
その生徒が中三の夏休みにやったこととは
その生徒が夏休みにやったことは、数字のみ。
点数をみて分かるように、すべての教科をしっかり上げないと合格出来ません。
しかし、ここで焦ってはいけない。今までなぜ点数が上がらなかったのか。
- 勉強が嫌いため
- 勉強に抵抗感があるため
この可能性が高いのです。その状態ですべての科目をやらせても挫折する確率が高いのです。
だから『夏休みは全ての科目に手をつけるのではなく、まず一科目』
これをテーマに数字のみを勉強しました。
なぜ数字なのか?理科社会はダメ?
理科社会って暗記科目ですよね。わたしは暗記科目は夏休みにやることは危険だと思っています。
それななぜか。
みなさん学生のころ一夜漬けってやったことありますか?一夜漬けでなんとかテストを乗り切る。一夜漬けってなんとなく、いつもより記憶力が上がっていると思いませんか?
それはシンプルに脳が『忘れてはいけない記憶』と認識しているから忘れづらくなっています。
『忘れたら明日のテストやばい!』と焦る気持ちが記憶を忘れづらくしているのです。
しかし、夏休みはまだまだ中学生にとっては初めての受験で、夏『やばい!受験勉強しなくちゃ!暗記したやつ忘れたらやばい!』と思っている生徒は少ないです。
よって、夏休みに暗記したやつは夏休み明けるとほとんど記憶に残っていない。(うちの塾のほとんどの生徒がそうです。)
だから暗記科目より、数学を伸ばす夏にしたほうがよいのです。
とことこん関数を極めろ!
みんなに数学の苦手なところを聞くと、関数だったり、空間図形が苦手だったりします。
空間図形は、基本の体積と表面積を求められるようにはするけど、あまり時間をかけなくてもよいです。
その理由は、空間図形はめちゃくちゃ難しいから。大抵空間図形は、県でトップの高校を目指す子たちが解けるか解けないかの問題を持ってきます。
だから300点を目指す生徒は空間図形ほとんど外します。みんなが外す問題はハズしても問題ないのです。
その分関数を極めます。
関数は一見難しそうに見えますが、パターン化しているので、解き方を癖をつけてしまえば点数が取れます。実は簡単なのです。
しかし、みんなそれに気付かず『関数って難しい、、、』と諦めてしまうのです。
みんなが諦めた関数を極めれば“合格”に近付きます。
でもひとりで関数勉強出来ないよ、、、
そんな人はお金に余裕がある方は塾や家庭教師を利用をおすすめしますが、300点を目指す生徒はインターネット教材のすららがめちゃくちゃ分かりやすくて、現役塾講師のわたしからみてもおすすめです。
すららについてはコチラに詳しく書きました。▽
夏休みが明けた9月は少し休憩していた。
その生徒は夏休みが明けて、体育祭だったり、文化祭だったりと行事が続いたこともあり、勉強をあまりしていませんでした。
だからもちろんそのときは成績は上がらず。
とりあえず塾では数学を解いていました。
もし夏休みに理科社会をやっていたら、この時期にほぼ忘れていたと思います。
(実際夏休み少し理科社会をやりましたがその内容はすべて忘れていました)
数学ならば、毎週塾で解き直していればほとんど忘れません。
(かけ算やわり算を大人になっても忘れないのと似た感覚)
10月から本格的に受験勉強開始。やった内容は過去問。
10月から本人もやる気を出し、1日3~4時間の勉強を週に4日はやり始めました。
やった内容は県立受験の過去問。
それも自分の県のものだけでなく、他の県の過去問も解きました。
これ▽
すべての県の過去問が載ってる問題集です。
全ての都道府県テスト範囲は同じです。
毎年テストを作るからどうしても問題がかぶるときも多々ある。だから自分の都道府県じゃない過去問を解いていても、必ず似た問題に出会います。
本番の問題文に慣れる。そして、捨てる問題を決める。
定期テストや問題集とはまったく文章の量だったり言い回しが違うのが本番の受験。
その言い回しに慣れておくためにも過去問を解く。
そして、自分の目標点以上勉強しないこともコツのひとつ。
この生徒は、300点が目標だったので、各科目60点を目指していました。
だから、60点分の練習しかしない。40点分は捨てるのです。
『え!?そんなんで大丈夫!?』と不安な方。
もし、小さいバスケット選手がダンクの練習に何十時間何百時間かけていたらもったいないと思いませんか?
そのバスケット選手が試合にでるためには、シュート練習、ドリブル練習、パス練習に時間を掛けて精度を高めていくほうが利口です。
受験も同じ。60点が目標なのに、ダンクシュートと同じような難しい問題に時間をかけるなら、その時間を60点分の問題を解き直し、当てる精度を高めたほうが合格に近付きます。
その生徒は過去問を解き、自分の捨てる40点を決めたことにより、本番までの無駄な時間をなくしました。
ここで、その生徒の具体的な勉強スケジュールを公開!
【月・火・木・金】
- 学校から直接塾に来て一時間自習室で過去問を解く。
- 夕飯を食べに帰る
- また塾に来て授業を受ける(80分)
- 授業が終わったら自習室で過去問の復習。
- 帰る前に分からなかったところを先生に聞く。
【水曜日】
休憩の日。受験が近づくにつれ水曜日も勉強していた。
【土・日】
宿題をやるだけ。あまり勉強しすぎない。
ポイントは、土日は休んだこと!
ポイントは、しっかり休みを入れていたこと。
実はこの生徒は11月ころ一度パンクしてしまいました。
『やんなくちゃ』という思いと、思ったより上がらない成績との葛藤で、泣きまくりました。
そこからしっかりスケジュールを立てて、休憩の日を作りました。『焦って毎日勉強したら、パンクしてやる気なくなった』じゃ本末転倒ですもんね。
土日こそ勉強したほうがいい思いますが、子どもは月曜日~金曜日まで朝早くから学校行って、勉強して、夜遅くまで勉強しています。土日まで根詰めてやったらパンクしまう。
(土日も仕事をやってたらパンクするでしょ?)
だから土日は休む!というほうが効率よくいくのです。
この子は塾に通って教えてくれる人いたけど、うちの子塾行ってないし、、
そういうときは、インターネット教材すららをおすすめします。費用は塾の4分の1。
アニメーションを使って、学習障がいの子も理解出来るよう作られています。もちろん障がいがない人にも分かりやすい。
英国数を60点~70点を取るならば塾よりすららをおすすめします。
すららについてはこちらに詳しく書きました▽
もしそれ以上なら塾や家庭教師をおすすめさますが、『お金が厳しい!』という方はスタディサプリをおすすめします。
100点アップまとめ
- 夏休みはとことん数学をやれ!
- 数学の中でも関数を極めろ!
- 9月は少しさぼっても大きな問題なし!
- でもサボるなら夏休みに暗記科目はやるな!
- 10月には本格的な受験勉強を始めろ!
- 全国の過去問を解きまくれ!
- 10月以降は1日平均3~4時間
- 難しい問題、嫌いな問題は捨てろ!
- 土日はほとんど勉強するな!
こんな感じです。
これはあくまで例です。試してなければやめたほうがよい!うちの塾の生徒にもこのやり方が合う合わないがありました。
合わない生徒は塾か家庭教師、費用を抑えたいならば、すららを試してみてはどうでしょうか?
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